ヨーグルトはシニアの健康に悪影響!?

最終更新日:2017年10月4日

ヨーグルトはシニアの健康に悪い!?

ヨーグルトは体に良いから毎日食べよう、腸の調子も良くなる、花粉症やアレルギーも治る、免疫力も高まるし良いことづくめと言われていますね。
しかし、どうもこれ、眉唾物かもしれません。

ヨーグルトが身体にいいと言われているのはイリヤ・メチニコフ(1845~1916)というロシアの学者の研究が基になっています。彼の研究によれば、大腸はただの便を貯める袋です。
その大腸の中にいる常在菌に着目し、老化はこの中の、今で言うところの悪玉菌の影響だと彼が発表し、世界がそれを信じたのです。

しかしこの悪玉菌を除去するために大腸を切除しては、人間は死んでしまいます。そこでメチニコフが考えたのは、大腸に今で言うところの善玉菌を入れること。
その善玉菌として注目したのが乳酸菌でした。

メチニコフはブルガリア共和国に長寿の人が多い理由は、彼らが食べているヨーグルトのおかげだと考えたのです。
乳酸菌は、自身が腸の中で生存するために弱酸性の環境を周りに作り出しますが、これが悪玉菌を殺すのです。だから長生きするには乳酸菌を摂ろう!というこのメチニコフの説が世界中で認められてからなんですね。
ヨーグルトが健康にいいと言われ始めたのは・・・。

ヨーグルトを食べる時、気を付けるべき2つのポイント

ヨーグルトが腸炎に効くことは確かで、お医者さんの間でも認められています。もちろん長寿にも良い可能生はありますし、他にも良い点は多そうです。
ただヨーグルト自体を好きな場合は、どんな種類のヨーグルトを食べるのもアリなんですが、健康のためにヨーグルトを食べるなら一部の商品には気をつけなくてはなりません。

味の甘いヨーグルトはできるだけ食べないことです。精製された砂糖がいっぱい入っている食品の摂り過ぎは、健康を破壊します。
健康のために食べるべきヨーグルトからは発酵臭がします。例えば、 納豆やナチュラルチーズからは独特の発酵臭がしますよね。

しかし、スーパーやコンビニで売られているヨーグルトのほとんどからは良い匂いがします。この原因は2つです。
一つは乳酸菌がほとんど含まれていないか、過剰な香料が使われているからです。

ヨーグルトを食べるなら、手作りが一番です。!

自宅で自分で作れば添加物や香料、砂糖など入る余地はありません。

しかも、安い!カスピ海ヨーグルトなんて、その典型ですね。

作り方は、超簡単です。
牛乳に種菌粉末かヨーグルトの一部を溶かし、そのまま放置すだけです。菌があっという間に牛乳を酸性にして、他の雑菌が繁殖出来なくなり、発酵した牛乳はヨーグルトになるわけです。

安全安心、しかも安いカスピ海ヨーグルトをふんだんに食べて健康で長生きしましょう。