運動したいけど昔みたいに体力がないのでスポーツはできない。
ウォーキングしかできないと諦めないでください。
卓球はオリンピックの正式競技に採用されており老若男女、体格差を気にせず気軽に始めることができます。
卓球台とラケットとボールがあれば誰でも楽しめる手軽さが卓球の魅力であり、生涯を通して付き合うことのできるスポーツです。
1.体への負担が少なく脳に良い
卓球はレクレーションとしておこなう分には、テニスのように激しく走ったり動いたりするわけではないので、怪我の心配はありませんし、極端に体に負荷がかかることもありません。
少し汗をかけるちょうど良い運動量なので、楽しみながら心も体もリフレッシュできます。
卓球は体を動かしながら同時に頭も使います。
考え方は将棋に似ているとも言われており、相手の打ってくるコースを予測し先の先まで考えます。
運動が苦手な頭脳派の方も楽しめます。
卓球台はそんなに大きいものではないので、目から入った情報を瞬時に判断して動かなければなりません。
その判断能力と反射神経の向上が脳の活性化つまり痴呆予防に効果があると言われています。
そのほか卓球をすることで、
・小さいボールを扱うので指先が刺激されます。
・速く動くボールを目で追うことで動体視力が鍛えられます。
・集中力が身につきます。
・体力が向上します。
など良いことがたくさんあります。
2.卓球はどこでできるのかしら
卓球をする場所と聞かれると「温泉」を思い浮かべます。
最初に卓球をしたのが旅先だという方も少なくないはずです。
卓球のために旅行ばかりは行けないですし、家に卓球台がある人はなかなかいませんので公民館や体育館に行ってみてください。
きっと卓球場があるはずです。
たいていの体育館でしたら、ラケット・ボール・台は置いてあり有料ですが貸し出してくれます。
スリッパや裸足だと怪我をしてしまうので卓球専用でなくても体育館履き(室内シューズ)でしたら大丈夫ですのでシューズは持参してください。
そして足の負担を軽くするために靴下は必ず履いてください。
公民館や体育館にはいろいろなサークルの案内が貼り出されています。
レクレーションではなく本格的に卓球を始めたい場合は地域の情報誌やインターネットなどで探してみてください。
卓球教室に通うのもはやく上達ができて良いです。
きっと自分にあったところが見つかります。
もし貸し出し用がないときはラケットを持参しなくてはなりません。
ラケットには握手をするように握る「シェークハンドラケット」とペンを握るようにもつ「ペンホルダーラケット」があります。
店内にある見本を握ってどちらが自分に合っているか確かめてから購入してください。
スポーツ店には初心者用に初めからラバーが貼ってあるラケットが売られています。
こちらは価格的にもオススメです。
ボールはいつでも練習できるように購入しておきましょう。
卓球が上達して本格的に始めるならば、ラケットとラバーを別々に購入し自分で張り付けたり、卓球専用のシューズやラケットケースを購入したりと楽しみがたくさんあります。
3.卓球をする際に気を付けたいこと
レクレーション的に卓球をするにしても怪我をしないために準備体操を必ず行ってください。
まず、急な動作をすることがあるため筋肉や関節を痛めないようストレッチはしっかりとしてください。
サイドステップを使うので足首を捻挫しないように回したり伸ばしたりします。
手首のストレッチも念入りに行ってください。
また、卓球を楽しんだあとのクールダウンはしっかり行ってください。
運動後のストレッチは体を痛めないためや疲労回復に必要です。
面倒でも頑張ってください。
そして、ボールを拾うときはゆっくりと膝を曲げて拾ってください。
上体だけ曲げて拾おうとすると腰痛の原因になります。
虫取り網で拾うより体を使った方が運動になります。
最後に、こまめに休憩と水分を取ってください。
楽しいからといって熱中しすぎると脱水症状を起こしかねないので気を付けてください。
4.知ってると便利なルール
卓球をしていると公式な試合ではなくても試合をする機会が必ずきます。
そんなときに最低限知っておきたいルールがあります。
・1試合5ゲーム(3ゲーム先に取った方が勝ち)です。
・1ゲーム11点先取です。
・同点デュース(10対10)になった場合は2点差以上で勝ち。
例えば10対12など。
・サーブは2本ずつ交代で打ちます。
・卓球台に手をついてはいけません。
・卓球台にラケットを置いてはいけません。
そのほか、細かいルールはそのつど覚えると良いです。
まとめ
冒頭でも書いたように卓球は老若男女問わず楽しめるスポーツです。
昔、テニスをしていた方はきっと上達も速いので楽しくてしかたがないはずです。
スライス回転やトップスピン回転もテニスと似た感覚で打てます。
もちろん、初めて卓球をするという方も大丈夫です。
練習をすればするほど上手になります。
たくさん考えて体を動かしてストレスにも負けない体と素敵な卓球仲間を作ってください。