ガーデニングの魅力は、なんといっても育てる楽しみです。
植物も、ペットを飼うことと似たようなところがあり、それぞれの植物によって性質が異なります。
育てているうちに、ガーデニングの本に載っていないようなことも発見することがあるでしょう。
それではここでガーデニングの魅力についてご紹介します。
1.ガーデニングは、まず手がかからない強い植物から始めましょう
ガーデニングもある程度計画して始めると、手入れに忙しくなりすぎたりすぐに植物が死んでしまったりということが少なくなります。
オススメはハーブの種類です。
ハーブはそれほど手間をかけなくてもどんどん成長するものがほとんどです。
そして、枯れ木になって死んでしまったかな?と思っても翌年に見事に再生することもあるハーブもあります。
逆に手間いらずでどんどん成長するので、安易に庭に植えない方が良いものもあります。
簡単で見ばえが良いものはラベンダーです。
小さな株を一株買っても、4、5年経つと大きな茂みになるので、鉢植えで玄関先などに置いておくのも素敵です。
またローズマリーやセージも手間いらずでこちらはお料理にも使えます。
ミントは地植えにするとどんどん増えて他の植物も浸食してしまうので鉢植えで育てるのが良いでしょう。
2.観葉植物や多肉植物もどんどん増える
観葉植物も手間いらずです。
特に金のなる木やオリヅルランは簡単に増やすことができるので、小さなものを買うだけでも十分です。
サボテンのような多肉植物も人気のアイテムですが、お花の中にも切って挿し木をするだけでどんどん増えるものもあります。
室内観賞用のカランコエやポーチュラカは常に水を必要としません。
ある程度茎や葉に水をためられるので、土が完全に乾いてしばらく放っておいても生き延びていけるのです。
毎日の水やりを心配しなくても良いのは非常に楽だともいえるでしょう。
3.春からは球根から育つ植物を植えましょう
球根から育つ植物は春から楽しむことができます。
水仙、クロッカス、チューリップ、ヒヤシンス、そして最近流行りのムスカリなども球根です。
球根の花は、花が終わってしばらく地中に埋めておくとどんどん増えます。
球根は一度掘り出して乾燥させてということも言われますが、面倒であれば植えっぱなしでも翌年自然と生えてきます。
植えておいたことを忘れて他の植物を植えないように注意しましょう。
4.四季折々楽しめる花を植えていく
ガーデニングに慣れてきたら、四季折々楽しめる花を植えていくのも通年を通してガーデニングを楽しめることができる秘訣です。
春、夏、秋、冬と気候にあった育てやすい花を選んで植えてみましょう。
自宅の庭もしくはベランダなどの環境も植物の成長に左右します。
どのような環境であるかを調べてからその環境でよく育つ植物を選ぶというのも大切です。
5.食べられるものを植えてみる
広いお庭があれば、家庭菜園を作ってみてはいかがでしょうか。
土壌が悪くても必ず育つのはじゃがいもです。
トマトやストロベリーなども簡単に育ちます。
虫がついたり鳥に食べられないようにするためには、ある程度ネットを張ったり害虫除けの薬を使ったりという対策も立てなければなりません。
それでも、収穫できた時の喜びは格別です。
そしてオーガニックの野菜は甘くて美味しいものです。
農家の方の苦労も身をもって知ることができますね。
一石二鳥なのが家庭菜園です。
6.インターネットでのガーデニング情報収集はほどほどに
ネットでの情報収集も育てるポイントを押さえるためには大切です。
しかし、植物は生き物であり、それぞれの種にはDNAがあります。
育つ環境によってはネットで得られた違った成長を遂げる場合もあります。
これは植物を育てていく上での醍醐味ともいえるでしょう。
適当に育て方の情報を得た後は、自分自身のガーデニング日記をつけても楽しいかもしれません。
新しい発見や、自分で工夫した育て方をしたらこうなった、というような記録をつけるのも将来のガーデニングをさらに楽しむためのアイテムになるでしょう。
7.増えた植物はお友達などにプレゼント
ガーデニングでどんどん増える植物をお友達にプレゼントするのはいかがでしょうか。
ガーデンセンターで売られているものの中には、実は自宅で自分自身で立派に増やせるものがたくさんあります。
家庭菜園なら収穫できたものをおすそ分けすることもできます。
ガーデニングは強い植物を育てることから始めよう
ガーデニングははまったらとても楽しいアクティビティです。
ただ、あまり手広く始めると忙しくなりすぎることもあります。
また、長期で旅行へ出たりすることが多い場合には、水やりなどを人に頼んだり、植物をあずかってもらわなければならないこともあります。
自分の住まいと暮らしの環境に適した植物を選んで、無理のないガーデニングを始めてみましょう。
植物は人の心も理解しているという研究報告もあるほどです。
育てる楽しみを是非堪能してみてください。