定年後の旅!吹割の滝(群馬県)は大自然の中で芸術に触れられる、大人の観光地

最終更新日:2017年9月26日

パワースポットとしてもよく知られている吹割の滝の魅力とその楽しみ方を紹介します。
いったい何があり、どんなものが楽しめるのか。

素敵な思い出をつくりたいという方のために、近隣施設や駐車場などについてもご紹介するほか、観光を満喫するためにはどういった回り方をしたらよいかなど。

魅力ある渓谷「吹割の滝」について知っていると特するような情報を紹介します。

1.吹割の滝とはどんな所か?

東洋のナイアガラと称されるほど大きな滝があり、1.5キロにも及ぶ渓谷は正に圧巻であり〝天然記念物及び名勝〟に指定されています。

竜宮城に続いているという伝説も残されていることからも分かる通り、雄大な自然美はとても神秘的であり、観光シーズンには毎年多くの人が訪れる人気のスポットです。

大きく架けられた吊り橋の先には浮島観音堂があり、日光東照宮にある「眠り猫」をはじめ、彫刻家として多くの作品を完成させた「浮島如意輪観音」が安置されており、更にその先を進むと、〝詩のこみち〟と呼ばれる遊歩道があります。

ここには全国から集まった俳句が石に彫られ飾られており、ロマンティックな気分を味わいながら巨大な渓谷を見下ろすことが出来ます。

秋は紅葉も美しいことから多くの写真家が訪れるなど、自然や芸術を楽しむスポットとしても人気です。

2.駐車場やアクセス

駐車場は無料の所はないですが、近くにいくつもあるので多少混んでいてもそれほど困らないでしょう。
観光バスも多く、ツアー客や団体で訪れる方も大勢います。

一年中解放されておりますが、凍結などの事情により閉鎖されることもあるので、冬に訪れる際には電話で確認するのが一番です。
また、足場はぬかるんでおり階段も急なので、上り下りする際には注意が必要です。

女性は特にヒールだと不安定になりますので、靴で行くことをオススメ致します。
開園や閉園時間などは特に決められておらず、自由に出入りが可能です。

しかし道は狭く、人とすれ違う時も体をよけなければならない程なので、明るい時間に行くのがよいでしょう。
車で訪れる方が多く、関越道沼田インターから尾瀬方面へ20分程度で着きます。

数年前に椎坂バイパスが開通したので、山道をそれほど走る必要もなくなり運転する方にとってはとても楽になりました。
電車はJR上越線沼田駅からバスで40分と少々時間がかかりますが、平日でも1時間に1本は運行しているのでさほど不便もなさそうです。

3.吹割の滝をスムーズに巡るにはどこからがよいか

歩道は吹割の滝をぐるっと一周できるように通っており、各駐車場の近くに入り口があるので基本的にはどこから降りても大丈夫でしょう。
全てを見ようとするなら、まずは鱒飛の滝を目指して階段を下り、そのまま道なりに進むと全ての滝が鑑賞できるほか、浮島橋を渡るのもスムーズであり遊歩道へと進めるのでオススメです。

これといって迷うような所はありませんが、滝付近は柵が張られていない所も多くあるので十分に気を付けてお楽しみください。
遊歩道をまっすぐ進むと、十二様の祠へ出るのでそこから赤い桟橋を渡ると駐車場方面へと出られます。

そこまでキツイ遊歩道ではありませんが、階段や段差などがあるため荷物は少なめにするか、リュックなどを使うと邪魔にならずに済みそうです。

3.食事やお土産屋さんなどの近隣施設

吹割の滝周辺には多くのお土産やさんやレストランなどが点在しており、食事も買い物も困ることはないでしょう。
中でもオススメなのが、店主が石原裕次郎の大ファンであり時折マイクを持ち石原裕次郎の名曲を疲労してくれる「まちこ茶屋」です。

川で取れた岩魚の塩焼きや、群馬名物のきのこ汁など美味しい料理を提供してくれます。
店内には石原裕次郎のレコードやグッズなどが飾られており、同じファンの方にとってはとても嬉しいお店ですね。

滝の裕ちゃんと呼ばれる店主はとても愛想がよく、にこにこと様々な人と会話をしているのが印象的な明るい方です。
吹割の滝から少し進んだ先にある「尾瀬市場」では群馬の名産品が多くそろえられており、足湯(無料)にゆっくりとつかりながら軽食が楽しめます。

大きな白菜やスーパーでは見かけないきのこなど、どれもボリュームがあり数百円で買えるものばかりなので、大量買いするのにはとても嬉しいお店です。
調理方法や、美味しい食べ方など元気な店員さんが紹介してくれるので知らない野菜に出会っても安心して買い物が楽しめます。

吹割の滝とその周辺施設を楽しもう

吹割の滝は大自然の中で芸術に触れられる、大人の観光地と言えるでしょう。
水飛沫と美しい山々にはマイナスイオンが溢れ、心身の疲れを癒すと共にエネルギーを与えてくれます。

お土産屋さんには地元の特産品が充実しており、お手頃価格で購入できるほか、無料の足湯などもあったりと長旅で疲れた時も安心して休憩できます。
ここで紹介した施設以外にも、温泉施設は日本ロマンティック街道沿いにいくつもあるので、遠くからお越しの方は、こちらも検討してみるとよいかもしれません。