トイプードルは毛が抜けにくく室内飼育に適している。性格も友好的。

最終更新日:2017年12月27日

ここ数年、不動の人気犬種と言えばトイプードルがあげられます。

最大の特徴はクルクルとした巻き毛です。

トイプードルは毛が抜けにくい犬種No.1とも言われており、室内で飼育するのにはとても適していると言えます。

ただ、定期的なトリミングが必要です。

そんなトイプードルの特徴をご紹介します。

1.トイプードルの特徴

トイプードルの平均体重は3㎏前後と言われています。

あくまで平均体重なので、それより大きい子も小さな子もいます。

子犬がペットショップなどで販売されている時、親犬の体重を明記してある場合がありますが、人間と同じで、親が小さいからと言って、必ず子供も小さいとは限りません。

子犬の時に肉球が大きかったり、足の骨が太い子は大きな子になることが多いです。

顔が大きめの子も大きく成長するようです。

また、トイプードルは基本的に単色のみが認められています。

色の種類はとても豊富で、レッド、アプリコット、ブラック、ホワイト、シルバー、ブラウン、クリームなどです。

元々は、ブラックとホワイトの毛色の子を改良してその他の毛色の子達が作られたようです。

そのため、毛色がブラックとホワイトの子は落ち着きがある子が多いと言わrています。

近年では、JKCでは認められていませんが、ブラックタンやパーティーカラーのトイプードルも販売されていることがあります。

胸や足先だけに他色が混ざっている子は「ミスカラー」などと言われますが、問題視するようなことではありません。

トイプードルだけではありませんが、犬はペットショップかブリーダーさんから直接購入する方法があります。

比較的ブリーダーさんの方が安価で購入できると思います。

ペットショップで販売されている子犬は15万円前後です。

親犬がチャンピオン犬の場合は、ペットショップでもブリーダーさんでも値が張り、80万円~100万円位で販売されていることもあります。

2.性格

トイプードルはとても友好的で賢い犬種です。

人間にもよく懐き、他の犬とも仲良くできる子が多いです。

しかし、やはり個体差がありますから、陽気な子もいれば臆病な子もいます。

頭が良いので、しつけも入りやすくて飼育が楽だと言われていますが、頭が良いからこその問題もあります。

怒られることを承知して悪戯をしてみたり、いじっていた物を見られないように隠してしまって知らん顔をすることもあります。

わがままな子も多いです。

例えば、毎日同じドライフードを食べていて、飽きてしまったら、少し残すようになります。

すると、もっと美味しいフードが出てきたり、おやつをたくさん貰えたりしたことを覚えてしまって、フードに飽きるたびに残すようになってしまいます。

人間顔負けの賢さです。

3.運動

トイプードルは小型犬の中では活発な犬種です。

そのため多めの運動が必要になります。

とは言っても、これも個体差があるので、その子の様子を観察してお散歩の時間や距離を決めてください。

犬にとってお散歩は「縄張り点検」でボール遊びなどが「全身の運動」と言われています。

すなわち、近所の公園までお散歩して行って、公園でボール遊びをして、またお散歩しながら帰宅する…これが理想の運動です。

ただ、トイプードルが活発だからと言って、何時間もお散歩やボール遊びをすることはありません。

お散歩から帰宅した時の呼吸や犬の動作で疲労感を確認してください。

それと、公園などでボール遊びをする時はノーリードはマナー違反なので、ロングリードを準備しておくと良いでしょう。

4.トリミング

冒頭でも少し触れましたが、トイプードルは定期的なトリミングが必要です。

シングルコートの犬種なので抜け毛は少ないですが、放っておくとひたすら伸び続けてしまいます。

トリミングは、ペットショップやトリミングサロンで行っています。

内容は、爪切り、耳毛処理、シャンプー、カットなどです。

月に一度のトリミングが理想とされていますが、思っている以上に高価な支払額です。

なるべく出費を抑えたいのであれば、簡単なお手入れはお家で行えるようにしておくと良いですね。

例えば、ブラッシングや爪切り、耳毛処理です。

ブラッシングは、お散歩から帰って来たら必ず行うように日課にすると良いです。

毛に付いたゴミやほこりを取り除いておけば、毛が絡まるのも防げます。

爪切りや耳毛処理も伸び過ぎてしまうと大変になってしまうので、少しずつ行っておきましょう。

この簡単なお手入れがしっかりできていれば、トリミングは2か月に一回でも大丈夫です。

ただシャンプーは間に一回してあげてくださいね。

シニアでも飼いやすいトイプードル

トイプードルは、子犬の時に正しいしつけができていれば、飼い主を困らせるようなことはほとんどありません。

ただ、間違ったしつけをしてしまうと、頭が良い分大変なことになってしまうので、しっかりと正しいしつけ方法を調べて、少し勉強してから飼うことをオススメします。

トイプードルと一緒に生活したら、明るく楽しい毎日が待っているはずですよ。