雑種犬の長所は病気にかかりにくいこと、短所は性格の個体差

最終更新日:2017年12月14日

今はチワワやトイプードルなどの小型犬種が多く飼われています。

しかし昔は、犬といえば雑種犬をイメージするくらいにメジャーな犬種でした。

これから犬を飼おうと思われている定年後シニアの方の中には、どんな犬種にしようか悩まれている人もいると思います。

チワワやトイプードルなども可愛いですが雑種犬を飼うという選択肢もあります。

1.雑種犬とは?

色々な種類の血統が交じり合っている犬種のことを雑種犬と言います。

最近ではミックス犬、ハーフ犬、デザイン犬などと呼ばれる犬も増えてきましたが、雑種犬とは異なります。

まず親が純血統同士の場合はミックス犬、ハーフ犬と呼ばれるのです。

例えば純血統のチワワと純血統のトイプードルを交配させた場合、生まれた子犬はチワワとトイプードルのミックス犬になります。

また理想的な容姿になるように、選び抜かれた純血統同士を交配させて生まれた子犬がデザイン犬と呼ばれるのです。

そして親が純血統同士ではない場合の犬は総称して雑種犬と呼ばれています。

体格は小型犬から大型犬まで幅広く、耳や尻尾の形も様々です。

最近では雑種犬の姿を見ることは少なくなりましたが、それは野良犬の減少によるものと言われています。

野良犬の数が少なくなり、雑種犬が生まれにくくなったのです。

2.雑種犬の長所

雑種犬の長所は病気にかかりにくいことです。

純血統の犬は特定の毛並みや色、大きさにするために目指す形に近い犬同士の交配を繰り返してきました。

なので偏った遺伝子を持つことになり、遺伝的疾患の病気にかかりやすい犬が多いのです。

しかし、雑種犬は多種多様な犬種の遺伝子が混ざりあっているので遺伝的疾患の病気にかかりにくく、健康で長生きします。

健康でいてくれるということは治療費などもあまりかからないので、出費も抑えられるのです。年金生活になる定年後シニアには向いているペットです。

他の犬種に比べると体が丈夫な雑種犬は様々な気候にも適応することが可能なので外で飼育することもできます。

さらに個体差はありますが、他の純血統の犬種に比べると比較的おとなしい性格の犬が多いです。

特に日本犬の遺伝子を持つ雑種犬は飼い主に忠実でとても飼育しやすいと言われています。

3.雑種犬の欠点

個体差が激しく、成長するとどのくらいの大きさになるのか、どのような容姿になるのか予測が難しいです。

また、純血種であればどのような性格になるのかだいだいの予想はできますが、雑種犬の場合は違います。

たくさんの犬種の遺伝子が混ざり合っているので性格にも個体差が表れるのです。

なので飼って育ててみないと、どのような犬になるのか分からないというのが一番の欠点になります。

そしてもうひとつの欠点は、ペットショップやブリーダーからの購入が難しいという点です。

お店で売られている犬は血統書付きの犬がほとんどなので、血統書が発行できない雑種犬はあまり販売されていません。

ペットショップで購入しようと考えていても、見つけることは難しいのです。

ブリーダーから買おうとする場合も同じで、雑種犬はそこまで人気ではありません。

また、生まれてくる子がどんな容姿になるのか不確定という点で、繁殖させているブリーダーはあまりいません。

保健所や動物愛護団体などから保護犬を引き取り里親にならない限り、出会える可能性は低いのです。

さらに、雑種犬の子犬が施設に保護されているとは限りません。

引き取りたい子犬が現るまで時間がかかる可能性があります。

4.雑種犬の価格

ペットショップやブリーダーなどから購入できる場合はとても少ないので、保健所や動物愛護団体などに足を運び引き取ることになります。

その場合の価格は保健所や団体によっても様々です。

もしワクチンを打っているのであればそのお金を支払うことになります。

ワクチン代としては5000円~15000円程度が一般的です。

また、保護してから去勢手術や避妊手術をしている場合があるのですが、その場合も手術費用を支払うことになります。

手術費用としては15000円~30000円程度です。

その二つを合わせても20000円~45000円程と他の犬種に比べると安く手に入れることができます。

さらに自宅まで犬を運んでくれる場合はその交通費などがかかります。

もちろんワクチン接種や去勢手術、避妊手術をしていない場合は無料で引き取ることのできる団体もあります。

逆に団体で保護している他の犬の為に数千円の寄付をお願いされることもあります。

団体によって様々なルールがありますのでよく下調べをするとよいでしょう。

健康で長生きな雑種犬

雑種犬を飼うメリットとしては体が丈夫で病気になりにくく、おとなしい性格の犬が多い点があげられます。

そしてデメリットは出会うことが難しく、どんな容姿の犬になるのか分からないという点です。

しかしどんな犬でも、一緒の時間を過ごせば最高の家族になることができます。

そして家族には健康であってほしいと思うものですよね。

健康で長生きしてくれるのが雑種犬です。定年後シニアの一生の友だちになるかも知れませんね。