さっぽろ雪まつり(北海道)は定年後シニアなら死ぬまでに一度は行きたい国内最大の規模の祭り

最終更新日:2017年12月17日

北海道札幌市で毎年2月上旬に開催されるさっぽろ雪まつりは、冬に行われる祭りの中でも国内最大の規模と観光客動員数を誇ります。

さっぽろ雪まつりは世界3大雪まつりの1つに数えられるほど海外でも有名になりました。定年後シニアなら是非一度は訪ねてみたいものです。

1.国内外から200万人を超える観光客が訪問

さっぽろ雪まつりの第1回が開催されたのは1950年のことで、当初は地元の中高生が作った雪像を展示して雪合戦が行われるという素朴な行事でした。

第4回で高さ15mの巨大雪像が登場して以降は祭りの規模も盛大となり、自衛隊の協力も得て雪の芸術が繰り広げられる一大イベントへと発展していきます。

1972年に札幌市で冬季オリンピックが開催された際にはさっぽろ雪まつりが各国に衛星中継され、世界で一躍有名になりました。

これ以降は国内のみならず海外からも多くの観光客が訪れるようになり、2017年の来場者数は過去最多の264万人にも達しています。

これは全国の祭り・イベントの中でもトップクラスで、それだけ国際的注目度が高いことを示す数字です。

さっぽろ雪まつりは第1回からメイン会場となっている大通公園に加え、氷の祭典が行われるすすきの会場と札幌コミュニティドームを舞台とするつどーむ会場という3つの会場で開催されます。

2.雪の芸術が繰り広げられる大通公園

札幌市中心部に位置する大通公園ではYOSAKOIソーラン祭りなど年間を通じてさまざまなイベントの会場となりますが、さっぽろ雪まつりでは最も多くの観光客が訪れるメイン会場です。

さっぽろ雪まつりな年ごとに開催日程が異なり、大通会場では2018年の場合2月5日から12日までの8日間となっています。

大通会場の1丁目から12丁目までそれぞれ特色のある雪像やイベントが展開され、夜間は22時頃まで雪像ライトアップも実施されます。

幅40mにも及ぶ巨大雪像は細部に至るまで精巧に作られていますので、明るい日中は雪の芸術をじっくりと鑑賞するのに最適な時間帯です。

雪像がライトアップされる夜間はさらに幻想的な風景が見られるため、日中よりも大勢の見物客で会場が賑わいます。

国内外の歴史的建造物やSF映画の世界観を再現した巨大雪像も人気ですが、ユニークな国際雪像コンクールや世相を反映した市民雪像も見逃せません。

3.幻想的な夜のすすきの会場

2018年は大通会場と同様に2月5日から12日にかけてさっぽろ雪まつりの舞台となるすすきの会場は、もともとは1981年に「すすきの氷の祭典」として始まった独自のイベントでした。

第3回からさっぽろ雪まつりのすすきの会場として組み込まれ、「すすきのアイスワールド」の名称で氷像人気コンテストも実施されています。

札幌市随一の歓楽街として知られるすすきの地区のメインストリートを会場に、精巧な氷の彫刻がおよそ60基ほど展示されます。

不夜城と言われるすすきの地区は夜も色とりどりのネオンに彩られるだけに、雪像とは一味違う氷像にネオンの光が映える幻想的な光景は必見です。

カウンターから椅子まで氷で作られたアイスバーは、訪れたシニア観光客の間でも人気を集めています。

写真撮影を趣味としているシニアなら大通会場のライトアップされた雪像とともに、夜のすすきの会場でネオンに輝く氷像の撮影にも挑戦してみるといいでしょう。

4.つどーむ会場は子供たち大人気

さっぽろ雪まつり会場の中でも子供たちの人気を集めているのが、札幌コミュニティドームの「つどーむ会場」です。

さっぽろ雪まつりの70年近くにも及ぶ歴史の中では陸上自衛隊真駒内駐屯地の真駒内会場が子供たちに長く親しまれてきましたが、現在ではこの「つどーむ会場」が同様のコンセプトを持つ第2会場に位置づけられています。

雪像の展示が中心の大通会場や氷像が展示されるすすきの会場と異なり、つどーむ会場では雪で作られた滑り台やスノーラフトボード・迷路などの雪の遊び場が盛りだくさんです。

2018年のつどーむ会場では2月1日から12日までの12日間にわたってさっぽろ雪まつりが開催され、子供から大人まで雪の多彩なアトラクションが楽しめます。

会場には雪遊びグッズが用意されており、雪玉当てコーナーやドーム内の遊具も子供たちに大人気です。

孫を連れて訪れるシニアの姿も目につくつどーむ会場は、さっぽろ雪まつりでも穴場のスポットと言えます。

5.防寒対策と滑り止めが必須

以上3つの会場にわたって繰り広げられるさっぽろ雪まつりはどの会場も見どころが盛りだくさんですが、2月上旬の札幌市は最高気温が氷点下となる真冬日も珍しくありません。

定年後シニアが雪の芸術をじっくり楽しむためには、頭から足先まで万全の防寒対策をして会場に臨む必要が出てきます。

フード付きのダウンコートや耳あて・マフラーに加え、インナーや靴下なども重ね着すれば安心です。

アスファルトの路面は表面が凍ると大変滑りやすくなりますので、滑り止めの付いたブーツを選ぶといった靴の転倒防止対策も欠かせません。

大通会場やすすきの会場周辺は交通規制も行われる上に特設駐車場がないため、車でのアクセスには不向きです。

幸い札幌市内は地下鉄が発達しており、JR札幌駅から地下鉄南北線に乗れば大通り駅まで約1分、すすきの駅まで約3分で到着できます。

つどーむ会場までは地下鉄東豊線栄町駅から徒歩15分ですが、期間中に大通会場から運行されるシャトルバスを利用するのが便利です。

「さっぽろ雪まつり」がもたらす美しさと儚さ

さっぽろ雪まつりには合計約200基もの雪像が毎年展示されますが、それらもイベント終了翌日には重機で壊される運命にあります。

雪像が破壊されるダイナミックな光景さえも、観光客の間では人気を集めているほどです。

限られた期間しか存在できないからこそ美しいさっぽろ雪まつりの雪像は、忘れられない思い出を残してくれます。