定年後の旅!ひまわりの里(北海道北竜町)は入場無料で車椅子やバリアフリー の展望台も

最終更新日:2017年9月26日

年を重ねていくほどに花や木など植物の鑑賞が好きになったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

時間にもゆとりができた今だからこそ堪能したい風景が夏の北海道北竜町には広がっています。

北竜町のひまわりの里では一面に広がるひまわりを鑑賞することができます。

今回はこの北竜町 ひまわりの里の魅力について紹介していきます。

1.150万本ものひまわりが咲き誇る

北竜町 ひまわりの里では150万本ものひまわりが育てられています。
これは日本一と言ってよい規模です。

見渡す限り一面ひまわりが広がっている風景はなかなかあるものではありません。
この広大な風景は北海道らしい広々とした風景を感じさせてくれます。

ひまわりは観光客が見物する方向から正面が見えるようにそろえて植えられています。
数えきれないほどのひまわりがこちらを向いている風景は「見事」の一言に尽きます。

これらのひまわりは北竜町の方々が大切に育てたものです。
ひまわりは北竜町のシンボルでもあり、町を活性化させたいとの思いが詰まっています。

生命力あふれる元気なひまわりと町民の方の熱い思いはきっと見物客にも元気を与えてくれます。

2.約1か月もの間、ひまわりを楽しむことができる

北竜町 ひまわりの里では7月下旬から8月中旬の間、ひまわりを楽しむことができます。
ひまわりも自然のものなので、気候によって咲く時期などは毎年少しずつ異なります。

しかし、約1か月も期間があるので、時期がずれてしまってせっかく見に行ったのに咲いていなかった…という危険も少ないといえます。
同じひまわりもその時期によって少しずつ見え方が異なります。

咲き始めは葉も目立つので若々しい印象を受けますが、だんだんと花が大きくなり力強さを増してきます。
時期をずらして何度も行っても楽しむことのできる場所です。

ちなみにピークは8月上旬と言われていますので、最高のひまわり畑を見たいという方は参考にしてください。

3.世界のいろいろな種類のひまわりが見物できるスポットも

地元の北竜中学校の生徒さんがひまわりの里の一部でいろいろな種類のひまわりを育てています。
「世界のひまわりコーナー」という場所が設置されており、そこで見物することができます。

ひまわりの種類は2017年には27種類にものぼり、白っぽいひまわりや深いオレンジ色のひまわりなど一般的なひまわりとは異なるひまわりを楽しむことができます。

2日間ほど、北竜中学校の生徒さんが、育てたひまわりについて解説してくれる「ひまわりガイド」というサービスもあります。
ひまわりについての知識や、栽培の苦労などいろいろな話を聞いてみるのもよいでしょう。

4.入場料は無料で、無料駐車場も用意

年金で生活していたり、老後資金が気になっていたりするシニア世代にとって、旅行費用も安く済むのはうれしいですね。
ひまわり迷路は除いて、ひまわりの里の入場料は無料になっています。

さらに、無料駐車場も500台分が用意されています。
公共交通を乗り継いで旅をするのは身体の負担を考えると少しつらいというシニア世代も車で行きやすいので安心です。

5.車いすにも考慮されている

ひまわりの里は、車いすの無料貸し出しがあったり、車いす対応のトイレが設置されていたりするなど、長時間の歩行に自信のない方、車いすをご利用の方にも配慮されています。

このような花畑には展望台がつきものですが、ひまわりの里ではバリアフリーの展望台も用意されています。
さらにベビーカーも貸し出しがあり、バリアフリーの展望台であればベビーカーでも楽に行くことができます。

小さなお孫さんと一緒に訪れるのにもオススメです。
みんなで同じ風景を共有できるというのは何よりも旅の思い出になりますね。

6.本州よりも気温が低い

北海道も夏はありますが、やはり本州よりも気温が低めです。
本州だと30度以上になることが多く、夏に屋外で花を楽しむのは大変です。

北竜町は8月でも平均気温が22℃ほどです。
勿論、日中はもっと気温が上がりますが、東京などと比べると低いです。

比較的、身体の負担も少なくひまわりの風景を堪能できます。
但し、帽子や日傘を活用するなど日差しや暑さ対策をすること、休憩や水分補給をこまめに行うことがシニア世代の楽しい旅には必要です。

ひまわりの里では屋内に休憩所も設けられていますので、活用して時々休憩しながら見物するようにしましょう。

ここにしかないひまわり畑を見に行きましょう

北竜町 ひまわりの里の魅力について紹介してきました。
北竜町は人口2000人弱と大きな町ではありません。

しかし、その分町民の皆さんが団結して大切に育てているひまわりだからこそ、「死ぬまでに一度は見たい」と思わせる魅力があるのではないでしょうか。
シニア世代にも行きやすい工夫もいろいろありますので、見物に行ってみてはいかかでしょうか。