サントリー山崎と言えば、ウィスキー好きなら誰もが一度は飲んだことがある銘柄ではないでしょうか。
そんな有名銘柄サントリー山崎を製造する蒸溜所では試飲付き工場見学を行っています。
今回は、サントリー山崎の試飲付き工場見学を紹介していきます。
1.サントリー山崎蒸溜所の工場見学は要予約
サントリー山崎蒸溜所の工場見学は年末年始、工場休業日以外は毎日開催されていますが、参加するためには予約が必要です。
予約はインターネットから申し込みができますが、電話でも予約の受付が出来るようです。
予約についてですが、見学開始時間が10.00ごろ～15.00ごろで大体1時間刻み間隔となっています。
土日祝日も工場見学を行っていますが、予約がすぐ埋まってしまう傾向がありますので、土日祝日に見学したい場合は注意しましょう。
なお、予約は3ヶ月前から受け付けていますので、早めに予定が建てられる場合はすぐ予約を入れてしまうことをオススメします。
この工場見学の注意点が1つあります。
それは、お酒の工場の見学の関係で、20歳未満の方の参加は出来ないという点です。
小さいお子さんと一緒に、といった工場見学は出来ませんので気をつけてください。
なお、参加費は有料で価格は1名1000円です。
2. サントリー山崎蒸溜所の工場見学の内容(前半)
サントリー山崎蒸溜所の工場見学は1回80分程度です。
前半はサントリー山崎の仕込みから熟成までの製造工程を機械等を見ながらスタッフの説明を聞く形となります。
基本的には30～40名程度の団体で工場見学することになりますが、見学ルートは全体的に広く作られており、工程もゆったりしているので落ち着いて見学することが可能です。
製造工程の機械見学の後は貯蔵庫に行くことができ、山崎の並々ならぬ熟成のこだわりについて勉強することができます。
個人的な前半戦最大の見所(?)は貯蔵庫でウィスキーの香りをたっぷり堪能できることです。
また、単に工程だけを見るのではなく敷地内に現存する自然も見学コースに入っており、サントリーの環境に対する意識の高さも感じることができます。
3. サントリー山崎蒸溜所の工場見学の内容(後半)
後半は、この工場見学最大の目的である試飲タイムです。
サントリー山崎や原酒、ウィスキーの命である水などの試飲できます。
試飲とはいえ、きちんとしたテーブルが用意されて、それなりの量があり、ちょっとしたおつまみもあるのでお酒に弱い人だとほろ酔いになってしまうかもしれません。
山崎のウィスキーが堪能し足りない人のため、別料金ですがティスティングカウンターが施設内にあり各グレードのウィスキーを楽しむことができます。
専門店でないと取扱いのない、1ショット数千円するようなハイグレードのウィスキーもあります。
その味はまさにいつも飲んでいるものとは次元が違うと感じることでしょう。
また、お土産用に売店もあり、ウィスキーはもちろんサントリーこだわりの湧水やウィスキーグラス、試飲のときに出たお菓子まで、工場見学対象客のみの売店にもかかわらず充実したラインナップのお土産を購入することが可能です。
4.無料で入れるウィスキー館で予習しておくとさらに楽しめる
工場見学は事前予約が必要で有料となりますが、同じ建物にある展示スペースのウィスキー館は無料、事前予約無しで入ることが出来ます。
ここでは、サントリー山崎の歴史やウィスキーの貯蔵期間の風味や色の違いが学べたり、ウィスキーの原酒の展示してあり、ウィスキーについて理解を深めることができます。
ウィスキー館は10分程度もあれば見られる展示量となっていますが、これを事前に見ておくかどうかで工場見学の面白みが変わってくると思います。
ぜひ事前にウィスキー館でウィスキーのことを勉強してから工場見学に臨むことをオススメします。
5.サントリー山崎蒸溜所までのアクセスは公共交通機関で
サントリー山崎蒸溜所には見学者向けの一般駐車場はありませんので、基本的には公共交通機関を利用してアクセスすることになります。
電車の最寄駅はJR東海道線山崎駅もしくは阪急京都本線大山崎駅となります。
どちらの駅からでも徒歩10分程度でサントリー山崎蒸溜所まで行くことが可能です。
山崎駅までは京都駅から約15分、大阪駅からは約30分です。
もし、どうしても自家用車でアクセスする場合は山崎駅や大山崎駅周辺の有料駐車場を利用することになります。
この場合は、有料駐車場に限りがありますので時間に余裕を持って行きましょう。
ウイスキー好きなら一度は訪れたい「サントリー山崎蒸溜所」工場見学
サントリー山崎蒸溜所の工場見学は、リーズナブルな価格でサントリー山崎の歴史や製造工程を学ぶだけでなく、試飲まで楽しめるお得な工場見学となっています。
ウィスキー好きなら楽しめること間違いなしの工場見学です。
その満足度の高さからか、予約はかなり早い段階で埋まっていることがありますので、工場見学の予約を取るときは早め早めに動くことをオススメします。