福神漬、紅しょうがは着色料や保存料が無添加のものを選ぼう

最終更新日:2017年10月18日

福神漬や紅しょうがは漬物の一種として日本人に親しまれ、カレーライスや焼きそばなどによく使われてきました。

鮮やかな色で料理を彩る役目も果たしているそれらの漬物には、体に悪い添加物が含まれている可能性があります。

1.原材料名の表示に注意

日本人が大好きなカレーライスには福神漬がよく合うため、家庭やレストランでは付け合わせる例が多いものです。

紅しょうがは焼きそば以外にもお好み焼きやたこ焼きに欠かせない材料の1つで、寿司やラーメンに添えられる場合もあります。

福神漬や紅しょうがに限らず、スーパーなどの店で売られている漬物の多くは色合いを良くしたり保存性を高めたりする目的で添加物が使われています。

特に福神漬と紅しょうがは天然素材の色素では鮮やかな色を出しにくいことから、合成着色料が使われるケースが少なくありません。

これに加えて漬物の日持ちを良くするための保存料や、福神漬の甘味を出すための合成甘味料も問題のある添加物です。

それらの添加物の中には人体に有害な影響を及ぼす可能性のある物質もありますので、購入の際にはパッケージに表示された原材料名のチェックが欠かせません。

2.体に悪い着色料の種類

いずれも赤系の色をしている例が多い福神漬と紅しょうがには、メーカーや製品によってさまざまな種類の着色料が使われています。

原材料名に赤ダイコン色素と表示されている場合は赤ダイコンから抽出された自然由来の色素が使われていますので、安全性には問題がありません。

クチナシ色素も古くから着色料として利用されてきた天然着色料で、赤・青・黄の3色があります。

このうち赤と青のクチナシ色素は動物実験でも有害性は報告されていませんが、黄に関してはラットを使った大量投与の実験で肝臓出血や肝細胞壊死・下痢といった結果が出ています。

原材料名に「赤102」や「赤106」「黄5」「黄6」などと表示されている着色料は、いずれも蕁麻疹や発がん性の可能性が否定できないタール色素です。

特に赤系のタール色素は発がん性が指摘されたため、アメリカなどの外国では使用が禁止されています。

3.漬物に使われる保存料の悪影響

すーパーで売られている福神漬や紅しょうがには、たいてい数ヶ月程度の賞味期限が設定されています。

未開封での賞味期限とは言え、漬物をこれだけ長期間保存できるようにするためには相応の保存技術が必要です。

多くの製品では保存料と呼ばれる添加物が漬物に加えられており、細菌やカビの繁殖と腐敗を防いでいます。

安息香酸ナトリウムやソルビン酸カリウムなどが代表的な保存料ですが、漬物の場合は特にソルビン酸カリウムが使われている例が少なくありません。

原材料名の中に「ソルビン酸K」という表示が見つかれば、この保存料が使用されている証拠です。

ちくわ・かまぼこや加工肉・チーズ・和菓子・ジャムなどにもよく使われるソルビン酸カリウムは、細胞核のDNAに損傷を与えてがんや染色体異常を起こす可能性があります。

4.合成甘味料のリスク

福神漬はダイコンやナス・レンコンなど7種類の野菜を使って作られることから、七福神に由来したこの名がついたと言われています。

下漬けされた野菜を漬け込むのに使われる調味液は、しょうゆやみりん・砂糖などを材料とするのが一般的です。

しかしながら市販されている福神漬の中には、砂糖ではなく合成甘味料を使って甘い味を出している製品が少なくありません。

アセスルファムKやスクラロースなどの甘味料が原材料名に記載されている場合は注意が必要です。

砂糖の200倍もの甘さを持つアセスルファムKは清涼飲料水にもよく使われる人工甘味料で、動物実験では肝臓や免疫に対する悪影響が報告されています。

スクラロースもまた大量投与の動物実験で死亡例が見られた人工甘味料ですので、人体にも何らかの有害性が及ぶ可能性は否定できません。

これらの人工甘味料は体内でエネルギーに変換されないためカロリーはゼロですが、摂取されると血糖値が上昇することも知られています。

5.選ぶべき福神漬と紅しょうが

以上のように福神漬や紅しょうがには注意すべき添加物を含む製品が少なくないことから、スーパーなどで購入する際には原材料名をよく確認することが大切です。

着色料が使われている商品を選ぶ場合でも、赤ダイコン色素や野菜色素などの天然着色料のみが表示されているなら安全性に問題はありません。

それ以外の添加物にしても、ソルビン酸カリウム等の保存料や人工甘味料が含まれない商品を選ぶのが購入の目安です。

最近では福神漬にも健康志向が求められるようになり、無添加を売りにする製品が増えてきました。

着色料が使われていない福神漬は見た目はあまり良くないかもしれませんが、健康に対する影響の観点から見れば安心して口にできるものです。

紅しょうがも本来は梅酢に漬け込むことで色を出していましたが、鮮やかな赤を際立たせるために着色料が使われるようになりました。

現在でも梅酢で付けた天然志向の無添加紅しょうがは販売されています。

保存料・人工甘味料が入っていない商品を選ぼう

カレーライスや焼きそばはシニア世代にも人気のメニューで、福神漬や紅しょうがは欠かせない付け合せの品です。

これまで見てきたような着色料や保存料・人工甘味料の含まれない製品を選ぶことで、安心して付け合わせることができます。

毎日の食事でこうした工夫を積み重ねることが、健康に長生きするための秘訣となります。