定年後の仲間ができる合唱の魅力!始め方や費用、注意点【趣味・出会い】

最終更新日:2017年8月11日

新しくなにか趣味をはじめてみたい。

でも楽器もできないし、これから道具をそろえたりするのも大変…そんな人にオススメするのが合唱です。
それでは、合唱をどうはじめていくか、注意点はなにかを見ていきましょう。

1.合唱団やサークルの探し方

・地域の文化ホール公民館などで探す

地域の文化ホールは、芸術文化の情報発信の場です。
地元の合唱団が練習やコンサートでそのホールを使っている可能性もあります。

置いてあるチラシや、貼ってあるポスター、練習場の使用予定などを見てみましょう。
受付の人に聞いてみれば、有益な情報が得られるかもしれません。

・カルチャースクールで探す

カルチャースクールでは、ボイストレーニングや懐かしの名曲を歌う講座が開講されているところもあります。
また、年に一度、おさらい会や発表会など普段の練習の成果を発揮できる場が用意されていることもあります。

お近くのカルチャースクールに足を運んだり、折り込みチラシやホームページを見てみましょう。
カルチャースクールでは、練習の見学や体験受講ができることもありますので、興味を持ったところがあれば、まずは電話やホームページなどから問い合わせをしてみましょう。

・インターネットで探す

今の時代、合唱団でホームページを有しているところも多数あります。
「(地名)×合唱×団員募集」などのキーワードで検索してみてはいかがでしょうか。

また、地域ごとに「合唱連盟」というものがあります。
合唱連盟のホームページには連盟に所属している合唱団やサークルが紹介されています。

ホームページにリンクが貼ってあれば、その団のホームページを見ることができます。
団員募集、見学可能などと書かれているところがあれば、連絡を取って練習を見学してみてもよいでしょう。

・コンサートにでかける

合唱団やサークルの中には、年に1度か2度コンサートを行っているところもあります。
コンサートの情報は、最初に挙げた文化ホールやインターネットで探す、また音楽好きのお知り合いの方に聞いてみるなどの手段があります。

団によって、日本の曲が得意な団、外国語で讃美歌等の宗教曲を歌う団など さまざまな特徴があります。
コンサートで実際のメンバーや指揮者を実際に見て聞くことで、難易度や雰囲気など ご自身に合った合唱団・サークルを探すよい参考になります。

コンサートのパンフレットには、他の合唱団のチラシが入っていることもありますので、次はその団について調べてみるなど、コンサートは効率的に情報を集めるよい機会になるでしょう。

2.合唱の魅力

歌う=息を吐くことによって、練習後は軽くスポーツをしたあとのような清々しさを感じることができます。
また、腹筋を使うためおなかの引き締めにもなりますし、顔の筋肉をよく動かすため小顔効果も期待できます。

しかし、なんといっても合唱の魅力は一人では出すことのできないハーモニーと迫力です。
曲によって色々な世界を旅する気分になれたり、恋の曲では恋したころの気持ちを思い出せたりと頭脳と感情の刺激になります。

3.合唱には、こんな費用がかかります

合唱団での通常の練習の場合、指導者の先生への謝礼や、伴奏のピアニストの方への謝礼、また練習場の使用代、楽譜代またはコピー代などがかかります。
団費として毎月数千円程度、徴収されることが多いです。

また 発表会の時には、ホール使用料、衣装代、交通費なども必要になってきます。
人によっては練習後の「ちょっと一杯」費用もあると練習の励みや仲間とのコミュニケーションを円滑にしてくれるでしょう。

4.歌うことは楽しい、でも聴くことも大切

合唱をはじめると、歌う気持ちよさに目覚める人も多いことでしょう。
気持ちよく歌うことに問題はありません。

しかし ときどき周りの人と音程やテンポ合っているか、他のパートと美しく音が重なっているかなど、「仲間と音楽を作り上げている」ことも意識すると、より合唱の醍醐味を味わえるはずです。
まずは、好きな曲や歌ってみたい曲をじっくり聴いて、どんなメロディーか、ハーモニーはどうなっているか、などをじっくりと聴いてみることが、耳を鍛えるためのよい訓練になります。

5.合唱をはじめたら

いよいよ合唱をはじめたら、そこは家族や会社と同じ、人と人とのかかわり合いの場です。
もともと所属しているメンバーにうまく溶け込むためにも、あいさつをする、体調不良や用事による練習の欠席は事前に連絡をする、などコミュニケーションを大切にしましょう。

サークルや合唱団を探して、合唱をはじめてみよう

いかがでしたでしょうか。
体ひとつで参加できる合唱には、健康にプラスになる、新たな人間関係が生まれる、など魅力がたくさんあります。

インターネットで検索してみる、知り合いに聞いてみる、コンサートに行ってみる、など合唱にかかわる糸口はたくさんあります。
経験者もそうでない方も、この機会にぜひひとつ行動を起こしてみて下さいね。