将棋界に久しぶりの中学生棋士が誕生したせいで、大きな将棋ブームが起こりました。
また、その中学生棋士が大きな連勝記録を残してからは、さらに注目されましたね。
覚えてしまえばとっても楽しい頭脳ゲームなので、
この機会に将棋を始めてみましょう。
1.将棋の道具をそろえる
将棋を始めるのに必要な道具は、将棋盤と駒だけです。
100万円のするプロ棋士が使用するような豪華な将棋盤もありますが、紙に9×9マスを書いただけのような将棋盤も販売されています。
また、駒についてもプラスチック製のものから木製のリッパン駒までいろいろと販売されています。
価格的には、数百円のものからあります。
最初は、価格の高いものでなくても十分なので、とりあえず、駒の持ちやすいもの、識別のしやすいものを購入すると良いでしょう。
将棋のルールについては、盤と駒のセットを買うと、最低限の説明書がついているはずです。
2.将棋の練習法
将棋を始めたら、とりあえず、将棋を知っている人に相手してもらいましょう。
必ず、負けるはずですが、最初は、駒の動かし方を覚ええることが肝心です。
駒を見た瞬間にその駒の動きをイメージできるようになることが目標です。
何度も実践練習することで、少しずつうまくなっているはずです。
最終的には強くなることが目標ですが、まだまだ、我流でもOKです。
慣れてきたら今度は、初心者向けの指導書でも読んでみましょう。
駒の動きは頭に入っているはずですから、本を読んでもわりと、スムーズに頭に入ってくるでしょう。
このように進めると、将棋の面白さがわかりながらなじんでいけると思います。
いつも練習相手がいるとは、限らないので本を数冊買うことは、有効です。
時間があるときにいつでも本を開いてみましょう。
そうして、少し上達したら、将棋道場などに足を運んでみるのも良いでしょう。
日本将棋連盟のある将棋会館道場や将棋連盟の公認の指導者がいる道場があれば、その道場の門を叩いてみましょう。
自宅で指導書を読み、道場で実践を積むこの繰り返しが楽しいと思います。
道場では、腕前によってランク付けされると思いますので、また、同じ実力の人を相手にして練習できます。
また、将棋道場などで知らない相手と向かい合うことで将棋をする前の礼儀・作法なども習得できます。
昨今、パソコンの普及で顔が見えない相手と指す場合の礼儀を心得ていない方も多く見受けられます。
そうならないよううに心がけて、お互いに気持ちよく相手と対戦できるようになりましょう。
3.将棋中継を見る
実際にプロ棋士はどんな将棋を指しているのか?プロのお手本となる差し手を参考にしましょう。
テレビ放送もありますし、有料であれば、スマホで観戦することもできます。
テレビ中継ではプロの差し手を別のプロ棋士が大盤解説しますので、それを是非参考にして、考えてみてみると良いです。
ちょっと、素人とは違う発見ができるはずです。
プロ棋士の解説には、必ず、聞き手がいます。
だいたい女流プロ棋士が聞き手になることが多いですので、大盤解説では、二人の方の意見が聞けることになります。
解説者と聞き手の将棋以外の話も、結構面白いです。
以前、プロ棋士が女流棋士に中継本番中にプロポーズしたということもありました。
結果、ふられたみたいですが・・・。
また、プロ棋士のなかには、お笑い芸人風な方もおられるので、より将棋を近くのものとして感じることができるかもしれません。
プロ棋士の中には、いろいろな方がいるのがわかると思います。
将棋番組を見始めると何もできなくなってしまうぐらい集中してしまいますが、毎週2時間とか決めてみるのがおすすめです。
もっとも、2時間なんかすぐに過ぎてしまう、そう感じるようになってくるはずです。
4.将棋の始め方の注意点
将棋の動き方がわかったからといって、いきなり難しい定石を覚えるのは、将棋を嫌いになってしまいますので、控えた方が良いでしょう。
専門書に書いてあることは、理解することすら難しいと思います。
指し過ぎにも注意が必要です。
強い疲労感を残すとか、体調を崩すとか、仕事に影響を及ぼすとかは、もってのほかです。
いくら将棋は好きになってもこれだけは、注意しましょう。
話題の将棋にチャレンジしてみよう
将棋は、楽しいゲームです。
年齢を問わず、男女を問わず楽しめるゲームです。
小学生が大の大人を負かすこともできます。
こんな楽しいゲームをやらないのは、もったいないです。
自分の棋力を高めるのはもちろんのこと、コミュニケーション能力が高まったり、判断力、思考力、集中力が高まります。
年配になるとなにかと考えることが億劫になることがあるかもしれませんが、将棋に取り込むことで考えることが好きになったり、ボケ防止にもなります。
それなりにやっていけば、健康のためにもなるというわけです。
将棋イベントもあちこちで開かれているようなので、参加してみることも可能です。
さあ、将棋を始めてみましょう。