社交ダンスは運動神経に自信のない定年後のシニアにもでき、異性との出会いを楽しめる!

最終更新日:2017年11月27日

男女2人で音楽に合わせて踊る社交ダンスは、若い世代も含めて幅広い年代の人気を集めています。

社交ダンスを趣味とする人はやはりシニア世代に多く、定年退職後に始めて生涯の趣味としている人も少なくありません。

1.男女一組で音楽に合わせて踊る趣味

体を動かす趣味にはさまざまな種類のスポーツやウォーキングなどが挙げられますが、社交ダンスは男女が一組になって踊る点に特徴があります。

パートナーがいて初めて成り立つ趣味のため、社交ダンスに興味があっても尻込みしてしまうという人は多いものです。

初心者にとってはハードルが高そうに思われがちですが、全国には基礎から懇切丁寧に指導してくれる社交ダンス教室が数多くあります。

同好の士が集まって社交ダンスを介した交流を深めているサークルも全国各地に少なくありません。

友人や知り合いで社交ダンスを趣味としている人がいれば、その人から紹介してもらうことで自分も始めやすくなります。

そうした拠りどころがない場合は、社交ダンスの世界に飛び込むのに少々勇気が要るものです。

2.運動神経に自信のない定年後のシニアにもできる

初心者が社交ダンスを始める際に抱きがちな不安の1つとして、運動神経に自信がないという点を挙げる人は少なくありません。

若い頃とくらべて運動神経の衰えを実感している人にとっては、上手に踊れるかどうか不安なものです。

もともと運動があまり得意でない人も同様の理由で社交ダンスに対して消極的になりがちですが、そんな人でも心配はいりません。

社交ダンスは一般のスポーツと違って運動神経はそれほど求められず、普通に歩ける人であれば誰でも問題なしに始められます。

もちろん運動神経の良い人はそれだけ上達も早い傾向が見られますが、そうでない人でも地道にレッスンを積んでいけばステップを覚えられるものです。

社交ダンスは男性が女性をリードし、女性は男性にフォローするという動作の特徴があります。

そのため男性は女性よりも負担がやや大きくなるとは言え、相手に対する配慮や信頼感があれば運動神経に関わりなく上手に踊れるようになります。

3.しっかり指導してもらえる社交ダンス教室

一般の人が社交ダンスを始めるきっかけとなるのは、社交ダンス教室に通う場合と社交ダンスサークルに参加する場合の2つが圧倒的多数を占めます。

まったくの未経験者が初歩から社交ダンスを覚えるには、社交ダンス教室に通ってプロの講師にしっかりと指導してもらえる最も確実です。

全国には主要都市を中心に多くの社交ダンス教室が存在し、ホールドやウォークといった基礎からステップに至るまでを学ぶことができます。

社交ダンスにはワルツやタンゴ・サンバといった種類があり、ワルツで使われるのはクローズドチェンジやナチュラルターン・リバースターンなど約30種類のベーシックステップです。

そうしたステップを覚える前には、基礎をしっかり学ぶことが欠かせません。

個人レッスンは先生を一人占めにする形で基礎から指導してもらえるため、上達もそれだけ早いものです。

夫婦揃って社交ダンス教室に通う場合には、ペアレッスンを受けることで料金を折半できます。

4.気楽に始められる社交ダンスサークル

社交ダンス教室でも団体レッスンを受ければ個人レッスンやペアレッスンより安い料金で済みますが、上達度にはどうしても個人差が出てきます。

教室の雰囲気にも違いが見られ、担当する講師によってはダンスの基礎を厳しく指導する場合もあります。

もっと気楽に仲間たちと楽しみながら社交ダンスを覚えたいという人には、同好会的な雰囲気を特徴とする社交ダンスサークルもオススメです。

公民館などの施設に講師を招いて開催される例の多いサークルは、全般に社交ダンス教室よりも安い料金で参加できる点でも人気を集めています。

初心者歓迎のサークルなら、同じレベルの人同士で一緒に踊りながら社交ダンスの基本を覚えていくのに最適です。

シニア世代の人はそうしたサークルで社交ダンスを始める例が多く、同じ趣味を持つ人同士の交流も活発に行われています。

5.健康にも役立つ趣味

社交ダンスで本格的なダンスパーティや競技ダンスに参加する場合は、男性は燕尾服で女性はドレスといった正式な服装を着用する必要があります。

社交ダンス教室やサークルに参加するだけなら、練習着など動きやすい格好で十分です。

靴は練習時にも社交ダンス専用のシューズを履くことが望ましいとされますが、初心者のうちはそれほど難しいステップを踏むこともないため、動きやすい靴なら問題ありません。

上達の度合いに応じて服装や靴を買い揃えるとして、最初はそれほど費用をかけずに始められる点が社交ダンスの持つ魅力の1つです。

社交ダンスを始めると背筋が伸びて姿勢が良くなるだけでなく、音楽に合わせながら体を動かすことで脳神経を刺激され認知症も予防できます。

社交ダンスで足腰が強化されると、日常生活の中でも転倒などのリスクが低くなります。

そうした健康への効果が広く知られるようになったことから、社交ダンスがシニアの間で根強い人気を集めているのです。

社交ダンスで異性との出会いを楽しめる

シニアと呼ばれる年代になっても若々しさを保ち、元気に過ごしている人の中には、社交ダンスを趣味としている人が少なくありません。

異性と触れ合いながら体を動かす趣味には、若さを維持するための秘密が隠されています。

社交ダンスサークルで気の合う仲間ができれば定年後のシニアライフが充実し、人生の幅も広がるものです。