国立新美術館(港区六本木)はチケットを購入しなくても中に入れる美術館、椅子やベンチも一杯

最終更新日:2017年11月13日

国立新美術館は乃木坂にある美術館です。

入り口は六本木側と乃木坂側の二ヶ所で、建物の外にチケット売り場がありますが、チケットを購入しなくても中に入れる美術館です。

“美術館ってあんまりよくわからない”と思っている方も試しに国立新美術館に行ってみませんか?

1.絵画や彫刻など様々な展示が楽しめます

国立新美術館は所蔵品を持たない美術館なので、常に新しい展示があります。

企画展ではヨーロッパの印象派絵画や彫刻にとどまらず、日本画やゲーム・アニメーションの展示、有名ブランドの衣装の展示なども開催しています。

近年ではうねうねと曲がった時計の作品で有名なダリ展、ビビッドな水玉模様が印象的な草間彌生展がとても人気がありました。

もちろんゆっくりと鑑賞できる展示もあります。

公募展は企画展より少し安い入場料で作品と向き合うことができます。

展示を二つ以上見る予定のある方はチケット売り場で割引してもらえることもあります。

2.建物にはフォトスポットがたくさんあります

六本木側から美術館に向かうと目に入るのがガラス張りの美術館の壁です。

ガラスウォールといって、たくさんのガラスがキレイに並んでいます。

建物が写真映えするので、外から国立新美術館を撮影する方もたくさんいます。

晴れた日は美術館の中からガラスを通して空と緑がいっぱい見られてとてもキレイです。

昼と夜で違った雰囲気になるので、夜の美術館もオススメです。

そして美術館のフロアにたくさんの椅子やベンチが設置されています。

有名ブランドの高価な椅子も置いてあるので、是非座ってみてお気に入りの椅子を見つけてみてください。

3.カフェとレストランでのんびり休憩できます

広い美術館の中を歩くのにくたびれたらおしゃれなカフェやレストランで休憩することもできます。

軽くお茶がしたいときは一階の「カフェ コキーユ」でコーヒーなどが飲めます。

少し空腹ならば地下一階の「カフェテリア カレ」で軽食を召し上がれます。

少し時間をかけてもゆっくりと食事を楽しみたいときは三階の「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」に行くのはいかがでしょうか。

昼食時は少し混雑していることもありますが、フランス料理を堪能することができます。

二階のカフェ「サロン・ド・テ ロンド」ではケーキとお茶が楽しめます。

企画展とコラボレーションしたデザートがあることもあります。

4.ミュージアムショップで楽しくお土産を探せます

地下一階のミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」では様々なグッズが用意されています。

国立新美術館のマークの入った公式グッズやお土産にぴったりのおかし、おしゃれな文房具、かわいいバッグなど、どこから見ていいのかわからないくらい楽しいお土産で溢れています。

また、企画展の図録も販売しているのでゆっくりと展示を思い出すこともできます。

お友達やご夫婦同士で楽しくおしゃべりしながら楽しんだり、見たこともないグッズに時間を忘れてのめりこんだり、ワクワクする時間が過ごせるのではないでしょうか。

5.年代を越えた様々な方の美術館です

国立新美術館は年配の方や家族連れの方など様々な年代の方が利用しやすい美術館です。

車椅子やベビーカーの方が入れる多目的トイレを設置し、杖と車椅子の貸し出しもしています。

地下一階には授乳室もあり、お子さん連れの方も落ち着いて美術館を楽しんでいただけます。

事前申し込み制の有料の託児サービスも利用できます。

毎日あるサービスではありませんが、ホームページで案内を載せています。

展示室の中はときとして暗い照明のことがありますが、展示室には監視員がいるので、困ったときは係りの人に伝えれば安心して展示を見ることができます。

6. 歩いて行けるところにまた美術館があります

国立新美術館と東京ミッドタウンの建物にあるサントリー美術館、六本木ヒルズの森美術館の3つはアートトライアングルといって、六本木の三大アートスポットです。

サントリー美術館では日本美術に関する作品を多く展示していて、森美術館では現代アートを多く展示しています。

近くの美術館が気になったら、国立新美術館のインフォメーションで質問すればわかりやすく展示や順路について教えてもらえます。

国立新美術館で美術に興味がわいてきたら、近くの美術館にも足を伸ばしてみることをオススメします。

国立新美術館で美術やグルメを楽しもう

国立新美術館はまだたった十才の美術館ですが、美術展を見る方も、お友達と食事やお買い物をする方も、建物の写真を撮る方も、大きな椅子でうとうとしてしまう方もいる美術館です。

展示を見なくてもふらっと足を伸ばしてみれば何か気になるものがあります。

一人ひとりがそれぞれの楽しみ方を追求できる、国立新美術館に足を運んでみませんか。

名前がややこしいのでよく上野の美術館と間違えてしまいそうですが、国立新美術館は乃木坂にある美術館です。