特徴的な美しいヒョウ柄で人気のベンガル猫。
ペットショップで一目惚れされる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、見た目通りの活発な性格だけではなく、意外と人懐っこい一面もあるベンガル猫の性格や飼う時のポイントをご紹介していきます。
1.ベンガル猫の性格は?
ベンガル猫といえば、その野生的な見た目から気が強くあまり人に懐かないようなイメージをされるかも知れませんが、実は温厚な一面もあり、人とのスキンシップを好みます。
それでも他の猫と比べると活発であるため運動のできる環境は必要ですが、甘えん坊でのんびりとしているので小さいお子さんがいる家庭や年配の方にもオススメできる猫です。
また、水をあまり怖がらないのも特徴で、積極的に水遊びをすることもあります。
他の猫ですと、お風呂を嫌がり暴れて引っかかれるということはよくありますが、ベンガル猫だとその心配もないでしょう。
2.ベンガル猫の長所は?
ベンガル猫は頭の回転が早く、トイレの場所をすぐに覚えたり、しつけなどはスムーズにできるでしょう。
飼い主のことを理解しコミュニケーションをとろうとするので、よい遊び相手にもなってくれます。
そのキレイな模様から毛の手入れが大変なように思われがちですが、特別に大変な手入れは必要なく、週に1回程度のブラッシングと年1〜2回のシャンプー程度でよいでしょう。
また、ベンガル猫は短毛種のため長毛の猫より毛が抜けにくく、猫アレルギーにかかりにくいと言われています。
猫アレルギーが心配という方にもオススメの猫です。
3.ベンガル猫の短所は?
猫に限らずペットを飼う上で知っておきたいのが、どういった病気になりやすいかや気をつけなければいけないことなど。
ベンガル猫に関しては、特有の病気などは特にありません。
ただし、野生の名残なのか神経質で敏感な体質をしています。
環境の変化や運動不足、飼い主とのコミュニケーションがうまくいっていないなどストレスが原因で体調を崩してしまったり、脱毛症や膀胱炎になりやすいようです。
ストレスを溜めないように、おもちゃで遊んであげたりキャットタワーを設置するなど、運動ができる環境を整えてあげることが重要です。
また、好奇心旺盛で活発なため、遊んであげる際に勢いあまって引っかかれることのないように定期的な爪切りは必要です。
4.ベンガル猫の平均的な寿命は?
ベンガル猫の平均寿命は10〜15年と言われており、飼い猫の平均寿命が15年ですので短いということはなく、平均的といえます。
健康に気を使ってあげたり、感染症予防のために室内飼いを徹底してあげたりすることで平均以上に長生きすることもできます。
ベンガル猫の短所でも触れましたが、ベンガル猫はストレスの溜まりやすい猫ですので、運動できる環境を用意し運動不足にならないように気を配ってあげることも重要です。
また、ベンガル猫に限ったことではありませんが、人間の食べ物を与えることは避けましょう。
塩分や糖分が多かったり、食べ物によっては有害な場合もあるので注意が必要です。
5.ベンガル猫を飼う時のポイント
ベンガル猫は運動量が多く、運動不足によってストレスが溜まりやすいため、キャットタワーなど運動できる環境を整えてあげることが必要です。
スペースがあまり確保できない場合は、おもちゃで積極的に遊んであげるなどの運動をさせてあげましょう。
また、活発に部屋を動き回るため、長時間留守にする場合はベンガル猫にとって危険になりそうな物は片付けておくなど気をつける必要があります。
外出から帰った後は、飼い主が不在だったためにストレスが溜まっていたり寂しがっていることもあるので、コミュニケーションやスキンシップをとり落ち着かせてあげましょう。
6.ベンガル猫の気になる価格は?
購入先のペットショップによって差が大きいですが、15〜40万円ほどと他の猫に比べて基本的に少し高めの設定となっています。
価格は、模様がキレイなほど高くなり、50万円を超えるような場合もあります。
また、どうしてもキレイな模様の個体を見つけたい場合や毛色にこだわりがある場合は、ブリーダーからの購入をオススメします。
インターネットに子猫の写真を載せているブリーダーさんもいるので、気に入った子がいた時は電話予約をしてから見に行くとスムーズに進められます。
ベンガル猫を購入する際に気にしたい項目としては、
・模様のコントラストがハッキリとしているか。
・筋肉や骨格がバランスよく発達しているか。
上記の2点に注意して選ぶとよいでしょう。
まとめ
ベンガル猫は、その野生的な見た目通り活発で好奇心旺盛だけでなく、意外にも温厚で人懐っこく寂しがり屋という、魅力的なギャップを持つ猫です。
また、とても賢く飼い主とのスキンシップを好みますので、飼った方のみが知ることのできる魅力もあるでしょう。
ベンガル猫を飼う場合は、愛情とスキンシップをとって大切に育ててあげましょう。