懸賞応募は趣味と実益を兼ねている!当選確率を上げるコツや注意点【趣味】

最終更新日:2017年9月6日

はがきで応募するスタイルが主流だった懸賞も、最近ではインターネットで手軽に応募できるケースが増えてきました。

趣味と実益を兼ねた活動として、懸賞応募は主婦ばかりでなく中高年の間でも人気が高まっています。

1.懸賞の種類

企業や商店などが販売促進や宣伝を主な目的として実施する懸賞には、大きく分けてクローズド懸賞とオープン懸賞の2種類があります。
クローズド懸賞に応募するためには、対象商品を購入してバーコードやポイントシール・レシートなどを収集することが必要です。

クローズド懸賞を除いたすべての懸賞がオープン懸賞に該当し、こちらは特定商品の購入や有料サービス利用といった費用がかかりません。
オープン懸賞は誰でも自由に応募できる点で人気を集めていますが、それだけ応募数が多く競争率も高いため当たる確率は下がります。

応募者数が比較的少ないクローズド懸賞の方が当たる確率が高まりますので、普段よく購入している商品が懸賞の対象となっている場合は狙い目です。
どちらのタイプの懸賞でも抽選で当たる賞品は多種多様です。

食料品や日用雑貨などの安価な賞品ばかりでなく、自動車や家電製品・海外旅行といった高額賞品も少なくありません。

2.はがき懸賞とインターネット懸賞

懸賞への応募方式には前述の通りはがきを使用する方法と、インターネットから応募する方法に大きく分けられます。
インターネット懸賞が増えてきたとは言え、古くから親しまれてきたはがき懸賞もまだまだ健在です。

はがきで応募するには1枚当たり51円がかかるため、大量に応募する人は郵送費も馬鹿になりません。
郵送費のかからないインターネット懸賞は手軽に応募できることから人気が高まっています。

一方で、どうしても応募数が多くなるために、はがき懸賞よりも当選確率は全般に低い傾向が見られます。
とは言えインターネットでも数百名以上という大量当選懸賞は少なくありませんので、初心者が懸賞応募を始めるには最適です。

はがき懸賞の場合ははがきの表に宛名を書き、裏面にクイズの解答や自分の住所・氏名・年齢・電話番号など指定された情報を記載して投函することで応募できます。

インターネットの場合は基本的に応募フォームで必要事項を入力するだけで送信できますが、中には会員登録などが必要なケースもあります。

3.懸賞情報の集め方

このような懸賞はただ応募するだけでも「当たるかもしれない」という期待感は味わえますが、応募するからにはできるだけ当選確率を上げたいものです。

はがき懸賞の場合は大量に応募するほど費用が多くかかってきますので、当選確率の高い懸賞を選ぶ情報力も重要になってきます。

大手企業が募集している懸賞は一般の新聞や雑誌にも広告が掲載され、テレビやラジオを通じて募集が行われる例もあります。

地域限定のローカル懸賞はスーパーなどの店頭ポスターやチラシで募集が周知される場合も少なくないため、応募者層が限られていて当選確率も全般に高いものです。

懸賞雑誌やインターネットの懸賞サイトを上手に活用すれば、いろいろなメディアに分散している懸賞情報の効率的な収集に役立ちます。

特に懸賞サイトは懸賞の種類や賞品カテゴリなどの条件で絞り込むのが容易な上に、インターネット懸賞ならそのまま応募ページに移動できる点が便利です。

4.応募を避けるべき懸賞

一見メリットばかりが目立つ懸賞ですが、中には注意すべき事例も見受けられます。
企業が自社商品の宣伝目的で募集している懸賞が大半とは言え、中には個人情報の入手を目的とするような場合もあります。

取得した個人情報の使用を懸賞の賞品発送等に限定する旨が明記されていれば安心して応募できます。
特にインターネット懸賞では応募時にメールアドレスの入力が必須となっており、応募後に迷惑メールが届くようになった事例も報告されています。

インターネット懸賞への応募を始める際にはフリーメールなど懸賞専用のアドレスを用意し、普段使っているメールアドレスと区別することが有効な迷惑メール対策です。
住所や電話番号が定かでない企業が主催する懸賞や、出会い系サイトの運営元が募集している懸賞、賞品発送に手数料が必要な懸賞などは応募を回避した方がいいでしょう。

応募に必要な個人情報入力項目の中に最終学歴や年収・家族構成などが含まれる場合も、商品の宣伝以外を目的とする可能性がありますので避けるのが無難です。

5.当選確率を上げるためのコツ

はがき懸賞の場合は当選確率を高めるテクニックとして、はがきにマーカーやシール・マスキングテープなどで装飾を加えて目立たせる方法が流布してきました。

このテクニックは必ずしもすべての懸賞に対して有効というわけではなく、コメント欄を活用するテクニックの方が信憑性も高いと言えます。

インターネット懸賞でも同様のコメント欄を設けているケースが見られますので、懸賞主催企業に役立つような感想や意見を書き込むことで当選率アップにつながる可能性が出てくるのです。

1件1件の懸賞応募はそれほど時間のかかる作業ではありませんが、大量に応募するとなると結構な手間を要するものです。
同じ大量応募でも応募数が比較的少なく当選確率が高い懸賞を厳選すれば、トータルでの当選率は向上します。

懸賞応募を始めた当初は、SNS懸賞など当選者数が多く選ばれる懸賞を中心に応募していけば、得られた成功体験が継続的な応募活動につながります。

趣味として懸賞応募を始めてみよう

以上のように多様なテクニックや注意点が見られる懸賞応募は、意外に奥深い趣味となり得る活動です。
オープン懸賞やインターネット懸賞を上手に活用すれば、宝くじなどと違って費用もほとんどかかりません。

当選するかしないかは運次第の面もありますが、懸賞を趣味としている人は当選者発表を待つ時間も楽しみに変えているものです。