ダーツは計算するゲームでシニアの脳トレになる。始め方と注意点

最終更新日:2017年10月25日

近年流行りのダーツですが、実は何歳からでも始められる手軽なスポーツです。

今回は、遅咲きダーツデビューでも楽しめるポイントを紹介していきます。

1.狙って的に入れる爽快感

何より、刺さったときの爽快感はぜひ味わってほしいポイントです。

最初は盤に刺さるだけでいいのです。

刺さった矢が中央に近づいていくほど、上手くなっている実感も感じられます。

そうしているうちに自分の思い通りの数字を狙えるようになります。

ここまで来たら、狙い通りに入れる達成感や爽快感が味わえるでしょう。

また一つの的に集中して投げるので、実は集中力も高まり、体だけでなく脳、精神も鍛えられるのです。

気持ちが詰まってしまったとき、気分転換にこの爽快感を求めて投げるというのも楽しいダーツの遊び方です。

2.ダーツは計算するゲームで脳トレになる

ゲームには大まかに分けて3種類になります。

刺さった点がそのまま加算されていく「カウントアップ」。

刺さった点が持ち点から引かれ、ぴったり0にして上がる「ゼロワン」。

そして3回所定の的に当てて点数を加算してい「クリケット」。

ここでは「ゼロワン」のことをご説明します。

例えば501点からどんどん点数を減らしていって、23点残ったとします。

すると、盤面は1~20までの数字で構成されているので、1投では「ぴったり0」にできません。

そこで計算です。

3を引くと20、つまり盤面の数字があるのでこの順番に投げるだけです。

盤面の外側の細い部分はダブルといって盤面の2倍の数字が、内側の細いトリプルという枠は3倍になります。

では24、48、79はどう計算すればいいでしょうか。

24だと、12×2でダブルを狙えばよいということです。

48なら、16×3倍。

79なら、79-19の引き算の後、20のトリプルで残り60をクリアすることができます。

こうしているうちに、案外、計算する力や上手な狙い方が身につくのです。

自分に合った狙い方も分かってくると、上級者の仲間入りです。

3.大勢でも楽しめる

ダーツというと、1対1の勝負のようにも思えますが、実はテニスのようにダブルスを組むことができます。

ルールは変わりなく、2人のうちどちらかが先に投げるのを決めて、あとはゲームに合わせて投げるだけ。

ダブルス同士だと4人でできます。

また他にもトリオス(一チーム3人)の組み合わせもできるので、人数が増えたときも楽しくゲームができます。

沢山の人を誘って、ダーツに巻き込んでみてください。

お店などにある筐体タイプには、みんなで遊べるゲームも入っているのでぜひ、大勢で遊んでみてください。

4.ダーツを始めるにはまず…

インターネットカフェや、ダーツショップ、ダーツバーなどで始めるのがいいでしょう。

自宅にもボードは置けますが、投げ方やフォームを習うならショップ、バーがオススメです。

店員さんが丁寧に教えてくれるので、初めてであることをきちんと伝えてみましょう。

自己流の投げ方をしていると、上手くダーツが飛ばなかったり、投げ方によってはダーツの盤面を痛めてしまうので、最初は習ってみることをオススメします。

自分専用の「マイダーツ」は持っていなくても大丈夫です。

お店には「ハウスダーツ」と呼ばれるみんなが使える軽いダーツが必ずあるので、それを借りて始めましょう。

もちろん最初からマイダーツを買うというのも正解です。

いつでも自分のダーツの感覚で投げられるので、手の感覚とダーツがなじむのが早くなります。

5.楽しくマナーを大事に投げて

ダーツを始めてからは、もちろん練習したり、お酒の席でもダーツを楽しむということができると思いますが、ここでよくあるお話を注意事項として挙げておきます。

周りのお客さんに迷惑をかけない。

これだけは守ってください。

ダーツが盤からはじかれて隣のダーツブースに行ってしまったら、タイミングを見て拾いに行くこと。

今まさに投げよう、というところに自分の都合だけで行ってはいけません。

道路に飛び出たボールを追いかけるときのように、周りを確かめることをよく行ってください。

また、お酒の席でのダーツは特に注意が必要です。

思わぬところでぶつかったり、変な投げ方を試そうとしたり、大きな声で騒ぎすぎたり、トラブルは昔から絶えずダーツ業界にはあります。

ダーツを投げてから盤を離れるときに机にぶつかり、お酒をこぼしてしまった。

野球のように構えて投げようとした。

大声で騒ぎすぎて周りのお客さんに不快な思いをさせた。

これらのことは自分たちだけではなく、周りのお客さん、お店にも迷惑がかかります。

マナーを守って、スマートなダーツを心がけましょう。

まとめ

いかがでしたか?ダーツの世界には語り切れない魅力がまだまだあります。

今、地域ぐるみでの活動や、シニア層のチャレンジが増えているダーツ界。

ぜひ、覗いてみてはいかがでしょうか。