シニアなら自分の食べる料理は自分で作ろう!その始め方、道具のそろえ方と注意点【趣味】

最終更新日:2017年8月11日

何か趣味を探しているのなら、料理は身近な存在なので始めやすいのではないでしょうか。
簡単に始められる上に、やればやってみるほど奥が深くもあります。

料理はスポーツと違って体力の衰えを理由にやめる必要はありません。
一生楽しめる趣味です。

美味しい手づくり料理を家族、知人にふるまって、皆を笑顔にしましょう。

1.何料理を始めてみるか考えましょう

料理を始めるにあたり、なんとなく家庭料理からやってみようという方が多いかもしれません。
ですが、家庭料理にこだわることなく、専門的な分野にチャレンジしてもいいのではないでしょうか。

日本料理、イタリア料理、中華料理、韓国料理、フランス料理、またはパン、そば、寿司、スイーツなど、探せばきりがありません。
ですが、大事なポイントは自分の好物を選ぶこと。

好きこそものの上手なれではないですが、好きな食べ物だったら、味の追求ができます。
美味しいものが作れたら、料理の魅力にだんだんハマっていくでしょう。

外食を沢山して、こんな料理が作ってみたいと刺激を受けるのも良いでしょう。
味だけではなく、盛り付けや食器選びの参考にもなります。

2.料理を始めるために道具の準備をしましょう

どのようなジャンルの料理を始めるか決まったら道具選びです。
包丁ひとつをとっても、様々な種類があります。

家にもともとある道具を使ってももちろん構いません。
ですが、少々の初期投資をした方が長続きしますし、何より道具に思い入れができます。

いわずと知れた、調理器具専門の商店街、合羽橋に足を運んでもいいでしょう。
包丁、まな板、鍋、食器まで数多くの商品を見ることができます。

迷ったら店主に相談です。
合羽橋まで行かなくても、最近はホームセンターでも数多くの調理器具を揃えています。

特に包丁にはこだわって探したいところです。
始める料理に見合った包丁探しをして下さい。

そして、包丁は使用すれば必ず劣化しますから、包丁研ぎところまで考えておきたいものです。

3.いざ、料理を作ってみましょう

さて、いよいよ本番です。
といても、全くの初心者であれば料理本を参考にするのが良いでしょう。

書店に行けば、必ずといっていいほど料理本のコーナーがあります。
初心者向けの基本の調理から解説している本など数多くあります。

ご自身のレベルと相談してまずは一冊を手に入れましょう。
中には有名な料理人や料理店が監修している本もあります。

料理番組でしたら、書店に足を運ぶことなく、自宅にいながら料理を学べます。
お気に入りの料理番組を録画しておけば、一時停止機能を使って、材料をゆっくり確認することができます。

また、ネットには無数にレシピがあります。
素人がレシピを公開しているサイトもありますので、ネット上でのレシピを参考にする場合はよく吟味して下さい。

イマイチなレシピからはイマイチな料理しか出来上がりません。
料理学校で学んでみるという方法もあります。

前述した料理本より、はるかに経済的負担がかかります。
ですが、分からないことはすぐに聞けるというメリットがあります。

料理本ではなかなか分かりづらい火の通し具合なども、実際に見て学べるのも良いです。
さらに、料理仲間ができるのが一番の魅力でしょうか。

料理は一人でできるが故に、孤独な趣味になりがちです。
料理教室に通えば、和気あいあいと楽しんで料理を楽しむことができるでしょう。

様々なジャンルの料理教室が存在します。
ご自身の通える範囲に、お金の許す限りの月謝で、お気に入りの料理教室が見つかればいいですね。

無料体験を提供しているところもありますので、まずはリサーチしてみましょう。

4.調理器具を軸にして料理を始めてみる

さて、これまでは自分が作りたい料理ありきでのお話をすすめてきました。
ですが、ひとつの調理器具を選んで、それを使ってできる料理を楽しんでみるというのも面白いです。

圧力鍋、ホットプレート、蒸し器、無水鍋などを使ってできるレシピ本が書店に数多くあります。
身近なところでも、炊飯器を使ってできる料理、電子レンジひとつで完結できる料理本なども探せば見つかるでしょう。

ひとつ調理器具を極めるというのは、料理が上手くなる秘訣でもあります。
この鍋ではないと、あの味が出せないというくらいに使い込んでみたいものです。

この鍋だったら、このサイズの卵をあの茹で具合にするには何分か分かるといった具合に極めることができたら素晴らしいです。

一生ものの趣味、料理づくりを始めてみよう

料理を始めるには遅いことは全くのありません。
いつでも、誰でも始められる門戸の広い趣味です。

実際に作ったら、写真やメモに収めましょう。
なんとなく料理をして、なんとなく終わってしまってはつまりません。

いざふりかえってみて、ご自身の成長具合に喜びが生まれるかもしれません。
主婦あるいは主夫にとったら料理は日常生活のいわば仕事です。

ですが、そういう方でも料理を趣味にしてしまえば、毎日の食事づくりが大変楽しい時間になるはずです。
手づくり料理は、素材を自分で選べますから、健康づくりの一環にもなります。

料理を提供する家族の健康にも気遣えるということです。
さあ、料理の世界へ飛び込んでみましょう。