シニアこそFX投資!レバレッジ制度とスワップポイントって何?【投資】

最終更新日:2017年8月22日

投資の方法を調べてみるとFXと言う言葉をよく見かけませんか?

FXをやろうと思っていてもレバレッジやスワップなどの専門用語が多すぎて、意味がわからなくてやる気にならないと言う人も多いのではないでしょうか。

今回は代表的な用語であるレバレッジとスワップポイントについて説明していきます。

1.少ない資本で多額の利益を得られる可能性があるFXのレバレッジ制度

レバレッジは、自分の少ない資本でも多額の取引ができるようになるFX特有の制度のことです。
例えば資本に使えるお金が100万円あったとすると、通常は100万円分しか取引できません。

1ドル100円だとすると、1万ドルまで購入することが可能となります。
しかし、レバレッジをかければ国内業者であれば最大2500万円までの取引ができるようになります。

つまり、100万円の資本で25万ドルまで購入することが可能となります。
レバレッジをかけるメリットは、多額の利益を得やすいと言うことです。

例えば、1ドル100円のときに1万ドル分のドルを買ったとします。
その後、ドルが値上がりして1ドル110円になったので1万ドルを売ることにしました。

このとき、1万ドルを110円で売るので110万円で売れるようになります。
つまり、10万円の利益を得ることができます。

このときレバレッジをかけて、1ドル100円のときに25万ドル買っていたとすると、250万円の利益になります。
このように、多額の取引ができると言うことは多額の利益を生み出せる可能性があるということが言えます。

2.多額の利益の可能性=多額の損失の可能性

レバレッジのメリットは、少ない資本で多額の利益を得られる可能性があるという点にあります。
逆に、少ない資本で多額の損失の可能性もありえる制度が、レバレッジの怖いところでありデメリットです。

FXは必ず儲かるような投資方法ではありませんので、10万円の利益が出る可能性があるということは10万円の損失が出る可能性もあるということです。
レバレッジをかければ250万円の利益が出る可能性もあれば、250万円の損失になる可能性もあります。

レバレッジの倍率については国内のFX業者であれば2017年現在で最大25倍となっています。
しかしかつては、最大で400倍ものレバレッジをかけることができる時代もありました。

なぜ、400倍から25倍まで倍率が下がってしまったかと言うと、レバレッジをかけすぎて多額の損失を出してしまう個人投資家が大勢いたからです。
個人投資家保護の観点から、金融庁が規制をかけ、現在の25倍に落ち着いている状態となっています。

レバレッジをかける際は、損失の可能性も頭に入れながら取引を行うようにしましょう。

3.金利差を利用して利益をあげるスワップポイント

FXで堅実に利益をあげたいと考えた場合、真っ先に出てくるのがスワップポイントです。
スワップポイントは、2通貨間の金利差のことですが、よくわからなければ外貨預金の利息のようなものと考えてもらって問題ありません。

スワップポイントでより多くの利益をあげるには、金利の低い通貨と金利の高い通貨のペアを購入する必要があります。
金利の低い通貨はいわゆる先進国通貨です。

円やアメリカドル、ユーロなどが該当します。
金利の高い通貨は新興国の通貨の場合がほとんどです。

南アメリカランドやオーストラリアドルが人気の通貨となっています。
日本の銀行の利息は2017年現在、年間0.01%ほどとなっていますので仮に100万円を預金したとしても1年間で100円にしかなりません。

一方スワップポイントの金利はと言うと選択する通貨ペアや使用する証券会社にもよりますが、年利5~10%程度とも言われています。

4.価格が下がる傾向にある新興国通貨

そんなに金利がつくのであれば、全資本をスワップポイント目的でFXに投入したほうがいいのではないか、と考える人は多いと思いますがスワップポイント狙いと取引にも当然リスクは存在します。
それは、金利が高い新興国通貨が不安定な通貨であるということです。

例えば、スワップポイント目的の取引の代表的な通貨ペアである日本円と南アフリカランドは、2017年8月現在1ランド8円前後となっていますが、10年前は1ランド17円前後でした。
10年前に1ランド17円で購入したランドは10年経過すると、半値以下に下落してしまったのです。

これではスワップポイントで儲けるどころではなくなってしまいます。
一般的に新興国通貨は価格が不安定で、長期的に見ると価格が値下がっていく傾向にあります。

スワップポイント目的で取引を行う場合は、スワップによる年間の利益の計算と、現在持っているポジションの損益の計算をきちんと行ってから、どのくらいまで我慢して持ち続けられるのか、というラインをきちんと決めておきましょう。

レバレッジ制度、スワップポイントのまとめ

多額の利益と損失を生み出す可能性があるのがレバレッジ、利息のようなものがスワップポイントです。
多額の利益を得られやすいものは同時に多額の損失を生み出しやすいとも言えます。

自分がどのくらいの利益をあげたいかをまず考えて、制度を上手く使っていくと良いでしょう。