小さくコツコツと稼ぐシニアに最適!アフィリエイトで広告収入を得る【副業】

最終更新日:2017年9月8日

インターネット上には広告などを使ってお金を稼ぐシステムが複数見られますが、中でも多くの人が挑戦しているのはアフィリエイトです。

中高年でもITに強い人の間ではアフィリエイトに関心を持つ人が増えています。

1.広告報酬が発生する仕組み

アフィリエイトは成功報酬型広告とも呼ばれており、インターネット上に開設した情報サイトやブログに広告を掲載して収入を得るための仕組みです。

現在の手法が確立した2000年以降に、検索エンジン対策などの高度な技法が研究されてきましたが、基本的なシステムは共通しています。

広告のURLには掲載者を特定する識別子が埋め込まれているため、広告のクリック時に掲載者の情報がASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)に送信・記録されるのです。

その広告を通じて訪問客が商品を購入したりサービスを利用したりした場合に、広告の掲載者に対して報酬が支払われる仕組みとなっています。

A8やアフィリエイトBなどが代表的なASPですが、Amazonアソシエイトや楽天アフィリエイトも人気があります。

クリック報酬型のGoogleアドセンスは成功報酬型より報酬単価が低い反面、訪問客が広告をクリックしただけで報酬が発生するため初心者でも気軽に取り組める方式です。

2.広告を掲載するサイトの開設

アフィリエイトの手法には、広告を掲載するメディアによってブログ型やサイト型・メルマガ型などの種類があります。
日記などの文章や写真を手軽に発信できて更新も容易なブログは、アフィリエイトにもよく利用されてきました。

アフィリエイトが許可されている無料のブログはリスクが低いため、初心者が最も挑戦しやすいスタイルと言えます。
より本格的に稼ぐためには、アフィリエイト目的に特化したWebサイトの方がブログ型よりも効率的なものです。

ブログやサイトを開設したら次はASPに登録し、掲載したい広告を選んで配信手続きをすることで報酬が得られる仕組みが出来上がります。
広告主とアフィリエイターとの仲介はASPが行っており、報酬もすべてASPを通じて支払われるシステムとなっているのです。

ASPにはさまざまなジャンルの広告が紹介されていますので、サイトやブログの内容に合った広告を選ぶようにするといいでしょう。

3.レンタルサーバーとドメイン取得

アフィリエイト可能な無料ブログも存在しますが、無料で利用できる場合はページ内に意図しない広告が掲載されるのが一般的です。
自分で選んだ広告をブログに掲載しても、当初から掲載されている広告が邪魔になって十分な成果が得られないことも考えられます。

そのためアフィリエイトに本格的に取り組んでいる人の多くは、レンタルサーバーと契約して余計な広告を排除したサイトを作っています。
レンタルサーバーによって月額料金は変わってきますが、安いサーバーでは月額数百円程度から利用できます。

レンタルサーバーを利用する際に欠かせないのは、インターネット上の住所に相当するドメインの取得です。
ドメインの利用料金には登録料金と2年目以降の更新料金があって、こちらはドメインの種類と登録サービスによって金額が異なります。

レンタルサーバーの中にはドメイン取得とセットになっているサービスもあります。
サーバーの容量や転送速度・料金などの条件と合わせて検討してみるといいでしょう。

4.ジャンルの選定が鍵

ある程度の費用をかけて独自ドメインのブログやサイトを開設すれば、余計な広告は表示されなくなります。
目的とする広告報酬を得るのに適した環境はこれで構築できますが、広告の選び方も成果を大きく左右する要素です。

ブログやサイトを訪れた人が広告をクリックする動機を考えればわかるように、何らかの悩みや問題を解決したいと考えている人ほど広告を利用する可能性が高くなります。
広告の対象となる商品やサービスでも、購入代金や利用料金が高額なほど成功報酬も上がってくるものです。

ダイエットなどの美容・健康ジャンルや、FXも含めた投資・保険・カードローンといった金融ジャンルの他、転職・求人ジャンルや教育・資格ジャンルは特に需要の多い分野です。
お金を稼ぐことを目的とする情報商材や車の買取、格安スマホに関する情報なども検索する人が増えているジャンルとして挙げられます。

こうしたジャンルの中から広告を選び、情報を知りたい人の役に立つような記事を書いて関連する広告を掲載するのがアフィリエイトで稼ぐコツです。

5.コンテンツ作成と検索エンジン対策

開設したブログやサイトで訪問者に広告をクリックしてもらうためには、記事や画像などコンテンツの工夫も欠かせません。
キーワードに関連する情報を求めて訪問してくれた人に対して、役に立つような情報を提供できれば広告を利用してもらえる可能性も高くなります。

訪問客を誘導する入口の役割を果たす検索エンジンの側でも、最近では記事に含まれる情報量や有用性などコンテンツとしての価値を重視する傾向を強めています。
大半の人は検索結果の上位に表示されたサイトしか見ていないため、検索エンジンに高く評価されるような記事作りが求められるのです。

アフィリエイトで一定以上の成果を出すためには、1つのサイトで最低でも100本以上の記事が必要だとも言われています。
サイトの印象を左右するデザイン面も含め、記事の質と量が充実するようになれば訪問客が増えて広告報酬も発生するようになるものです。

6.サイト作成ツールの利用

無料ブログサービスなどの場合は特別な知識がなくても、記事内容を入力フォームに書き込むだけで自動的に更新される仕組みとなっています。

ページのデザインもあらかじめパーツ類がテンプレートとして用意されており、サイトデザインの知識を持たない人でもブログを作成できます。

しかしながらこうした無料ブログのテンプレートは自由度が低く、凝ったデザインを実現するのは難しいものです。
余計な広告を排除するため有料のレンタルサーバーに独自ドメインでサイトを構築する場合は、ページ作成機能を持つソフトが必要になります。

多くのアフィリエイターから人気を集めているのは、WordPressというオープンソース型のブログ作成ツールです。
月額料金の安いレンタルサーバーとドメインサービスにWordPressを組み合わせれば、本格的なアフィリエイトを低予算で始めることができます。

市販のホームページ作成ソフトやフリーソフトを使ってサイトを作っている人も少なくありません。

7.稼ぐためには継続力も大事

アフィリエイトを始めた当初はまだ記事数も少なく検索結果の上位に表示されないため、短期間ではなかなか成果が出ないというケースも少なくありません。

多くのアフィリエイト初心者はこの時点で挑戦を断念しがちですが、アフィリエイトで成果が出てくるのは早くて3ヵ月、平均すれば半年から1年かかるとも言われています。

「継続は力なり」という格言を多くの人が座右の銘としているように、アフィリエイトの世界でも本当に稼げるようになるためには地道な取り組みが欠かせません。

アフィリエイトの目的は人によって異なり、小遣い稼ぎ程度の副収入を得ようという人から月に100万円以上の高収益を目指す人までさまざまです。

徹底した検索エンジン対策とアクセス解析を1つのサイトに施して高収益モデルに育て上げている人もいれば、1人で多数のサイトを作成しながら質より量で勝負している人もいます。

初心者のうちは得意な分野に絞り込み、丁寧なコンテンツ作りを心がけながらサイトを気長に育てていくようにするといいでしょう。

小さくコツコツと、アフィリエイトを始めてみよう

月に100万円以上を稼いでいるようなアフィリエイターでも、最初からそれだけの高収入を上げていたわけではありません。
成果が出るまで時間はかかりますが、継続できる力を持つ人ほど多く稼ぐようになる可能性を秘めています。

最初の稼ぎはわずかな金額でも、地道にコンテンツを増やしていけば報酬も増えてくるものです。